【医学古今】
虫刺されに鍼灸の効果
先日、肩こりと腰痛を訴えて当鍼灸治療院に通っていた患者さん(70代男性)の両下腿に、直径10センチほどの赤い腫れがみられました。数日前に虫に刺されたようで、なかなか腫れと痒みが引かないと言うことでした。
そこでいつもの症状を治療するツボ以外に、腫れ上がったところに2本ずつ鍼を刺して、鍼のしっぽにモグサをかけて灸頭鍼を行いました。治療後、少し腫れが引いたように見えましたが、大きくは変わりませんでした。
しかし、一週間後患者さんが再度来院した時、「前回の治療は非常に効果がありました。翌日に腫れも赤みも痒みも完全に消えました」と言われました。この話を聞いて、私はほっとしました。
関連記事
運動、仕事、学び、片づけ。成果を生む共通点は「完璧にやる」ことではなく、定期的にその場に立つことだった。
肌のくすみは紫外線だけでなく、睡眠不足や光刺激、ホルモン変化でも進行する。皮膚科医が、安全に透明感を回復させる正しいケアと注意点を解説。
「天然で安全」は本当?大規模研究が、メラトニンの長期常用と心不全リスク上昇の関連を示唆。睡眠サプリの思わぬ落とし穴と、賢い付き合い方を考えるための重要な一報です。
冬は気分の落ち込みや筋骨の弱りを感じやすい季節。チンゲン菜・しいたけ・厚揚げを組み合わせ、肝の滞りをほどき腎を養う冬向きの養生料理を紹介します。
世界の健康食物ランキングで、アーモンドが首位に。さらにラード(豚の脂)もトップ10入りし、健康常識の見直しを促す結果となった