インド、新規感染者が過去最多更新 ワクチン接種ペース急速に低下

[ベンガルール 7日 ロイター] – インド保健省が7日発表した新型コロナウイルス新規感染者は41万4188人と1日当たりの過去最多を更新した。新たな死者は3915人に上った。

感染者の累計は2149万人となり、死者は23万4083人に達した。今週だけで感染者は157万人増え、死者は1万5100人余り増加した。

供給不足や輸送問題でインドのワクチン接種ペースも急激に落ち込んでいる。

インド紙によると、ブリティッシュコロンビア大学のAmartya Lahiri教授(経済学)は「1日当たり400万回前後の接種を達成した後、今ではワクチン不足で1日当たり250万回に減っている」と指摘。「1日当たり500万回の目標は目指すべき目標の下限であり、これでも全員が2回接種するのに1年かかる。残念ながら状況は非常に厳しい」と述べた。

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