米州、コロナ感染制御に程遠い 6カ国でインド株検出=PAHO

[ブラジリア 12日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)の米州事務局である汎米保健機構(PAHO)は12日、米州の新型コロナウイルス感染症による先週の死者が世界全体の約40%を占めたとし、同地域における「感染が制御されている状況からは程遠い」と警鐘を鳴らした。

同地域の集中治療室(ICU)の病床が約80%埋まっているとも指摘した。

また、米州6カ国で、感染力の強いインド変異株が検出されたことに懸念を表明した。

これまで感染が深刻だったブラジルでは感染者数が減少。一方、ブラジルと隣接するガイアナやボリビア、コロンビアでは増加しているという。

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