ベトナム、工業団地4カ所を一時閉鎖 台湾鴻海の製造拠点含む

[ハノイ 18日 ロイター] – ベトナム北部のバクザン省は18日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、4カ所の工業団地に一時閉鎖を命じた。うち3カ所には、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の生産施設がある。

同省人民委員会の声明によると、工業団地は追って通知があるまで閉鎖される。同委員会の委員長は「この措置が2週間だけであることを期待しているが、感染拡大の状況次第だ」と述べた。

鴻海も18日、同省での事業を一時停止したことを確認。声明で「複数のグループ傘下企業が、ベトナムのバクザン地域地方自治体の感染抑制策に協力している」と述べた。その上で、ベトナム事業への影響は限定的だとし、ベトナム国内の他工場については「現在も操業中であり、今後も政府の感染抑制策に応じて随時調整していく」と述べている。

同社は1月、ベトナムでラップトップパソコンなどの生産工場を建設するライセンスを取得。また関係筋によると、米アップルの要請に基づき、米中貿易摩擦の影響を最小限に抑えるため「iPad」やラップトップパソコン「MacBook」の生産の一部について、中国からベトナムへの移管を図っている。

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