「ボコ・ハラム」指導者死亡か、ナイジェリア軍が調査

[アブジャ 21日 ロイター] – イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」の指導者が敵対する「イスラム国」(IS)系過激派組織との衝突により死亡したか重傷を負ったと報じられていることについて、ナイジェリア軍報道官は21日、調査を進めていると明らかにした。

複数のナイジェリアメディアは20日、情報当局筋の話として、ボコ・ハラムのリーダー、アブバカル・シェカウ容疑者が「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」との戦闘で死亡したか重傷を負ったと報じた。

ナイジェリア軍の報道官は「これはうわさであり、調査しているところだ。確認してからでないと何とも言えない」と述べた。

ISWAPは2016年にボコ・ハラムから分派した組織。

シェカウ容疑者は過去12年間に何度も死亡説が流れ、軍が正式に発表したこともあったが、その後に動画で生存が確認されている。

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