朝鮮半島の非核化、北の外交交渉への意欲を見極め=米国務長官

[ワシントン 23日 ロイター] – ブリンケン米国務長官は23日、朝鮮半島の非核化を巡り、北朝鮮が外交交渉を望んでいるかどうか見極めていると述べた。

バイデン米大統領は21日、韓国の文在寅大統領とホワイトハウスで首脳会談を行った。両首脳は米韓の強固な同盟関係を確認し、北朝鮮核問題や新型コロナウイルス対策など幅広い議題を協議した。バイデン大統領は、適切な条件が整えば、北朝鮮の金正恩総書記と会談する意向を示した。

ブリンケン氏は米ABCの番組で、「われわれは北朝鮮が実際に交渉を望んでいるのかどうか見守っている」と説明。「ボールは彼らのコートにある」と述べた。

その上で「朝鮮半島の全面的な非核化目標を達成する最善の機会は北朝鮮と外交交渉することだ」とした。

関連記事
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]