台湾、大量のワクチン到着へ 行動制限措置を延長=衛生相

[台北 25日 ロイター] – 台湾の陳時中・衛生福利部長(衛生相に相当)は25日、大量の新型コロナウイルスワクチンが到着する予定だと発言、現在の行動制限措置を6月中旬まで延長する方針も示した。

台湾のワクチン接種率は人口の1%程度にとどまっている。

同部長は6月末までに200万回分、8月末までに1000万回分のワクチンが到着すると発言。詳細は明らかにしなかったが、台湾で開発したワクチンも含まれているという。

台湾は、英アストラゼネカと米モデルナに2000万回分以上のワクチンを発注しているほか、独自にワクチン開発も進めている。

同部長は、感染者数は今月17日以降、減少が続いているが、陽性率は依然として高いと指摘。現在の対策は効果的だが、検査結果の遅れで当局が把握できない「隠れた感染拡大者」について懸念していると述べた。

同部長は「急激な悪化は見られない」とも発言した。

台湾は、新型コロナの警戒レベルを上から2番目に高い「第3級」としているが、同部長は第3級を6月14日まで延長することも明らかにした。引き続き学校と娯楽施設が閉鎖され、個人的な集まりも制限される。

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