台湾、取水制限強化を延期 週末の大雨受け

[台北 31日 ロイター] – 台湾当局は31日、主要な半導体の集積地を対象に取水制限を強化する計画を延期した。 台湾は昨年に台風の上陸がなかったことなどにより、過去最悪の干ばつに襲われているが、前週末の大雨で水不足が緩和した。

当局は6月1日から半導体の集積地である新竹市と台中市で取水制限を17%に引き上げる計画だった。

王美花経済部長(経産相)は発表文で、前週末の大雨が今週いっぱい続く見通しで、近く梅雨に入るとみられることから、取水制限強化の延期を決めたと説明した。

ただ、経済部の水利署は、6月半ば以降は降水量が少なくなると予測されているため、干ばつに対する警戒は維持するとし、市民に節水の継続を呼び掛けた。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]