米国防長官とサウジ皇太子、中東の安保やイエメン内戦終結を協議

[ワシントン 2日 ロイター] – オースティン米国防長官は2日、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談し、サウジアラビアの領土と国民の防衛を支援するための米国の取り組みを強調した。

国防総省のカービー報道官が発表した声明によると、両者はイエメン内戦の終結を中心とした中東地域の安全保障問題や「サウジの防衛力強化に向けた継続的な2国間取り組み」についても協議した。

イエメンでは、イランの後ろ盾を受ける反体制武装勢力・フーシが2014年以降、北部の大半の地域を支配している。フーシは、サウジアラビアへの越境攻撃を続けており、イエメンのガス資源が豊富なマリブ地域の掌握に向けて攻勢をかけている。

▶ 続きを読む
関連記事
香港紙、りんご日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が国安全法違反などの罪に問われた裁判で、香港の裁判所は12月15日、同氏に有罪判決を下した。量刑は後日、言い渡される
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
豪州で12月14日夜、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントを狙った銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡した。警察は事件をテロ行為と認定し、父子とみられる銃撃犯2人が関与した可能性があるとして捜査を進めている。