ブラジル、100年ぶり水不足で輸送コスト高騰へ 船舶航行に支障

[リオデジャネイロ 2日 ロイター] – ブラジルはほぼ100年ぶりの水不足に見舞われており、河川における船舶の航行に影響が及び、運送コストが高騰すると見込まれている。

フレイタス・インフラ相は2日、節水対策や水力発電優先の結果、チエテ―パラナ水路での船舶の運航に支障が出る事態は避けられないと述べた。同水路は、長引く干ばつの影響を最も強く受けている。

フレイタス氏は、パラナ川流域を航行する船舶の喫水を制限するため、ゴイアス、ミナスジェライス、サンパウロ、パラナ、マトグロソドスルといった農業生産州間の貨物移動を阻害することになるだろうと語った。

サンパウロ大学農学部の物流調査コーディネーター、ティアゴ・ペラ氏は「河川の水位低下によって貨物運搬のために河川を利用できなくなれば、企業はトラック輸送に切り替えるだろう」と指摘。「そうなればディーゼル油が値上がりする中、輸送コストも上昇するだろう」と話した。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。