サイバー攻撃の「脅威深刻」、米政権が警告 企業に対策強化要請
[ワシントン 3日 ロイター] – 米ホワイトハウスのサイバーセキュリティー問題を担当するアン・ニューバーガー氏は3日、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃の「脅威は深刻で、増大している」とし、企業の首脳や幹部に対しセキュリティー対策を強化するよう呼び掛けた。
最近発生したランサムウェアによるサイバー攻撃によって、米パイプライン最大手コロニアル・パイプラインやブラジルの食肉加工世界最大手JBSは操業の一時停止などを余儀なくされた。
ニューバーガー氏は書簡で、最近のサイバー攻撃が単なるデータ窃盗から中核事業の運営を混乱させるという脅威にシフトしつつあると指摘。バイデン大統領がサイバー攻撃への対応を優先課題に掲げているとしつつも、規模や所在地にかかわらず、いかなる企業も攻撃の標的となる可能性があるとし、民間部門にも攻撃を回避する重大な責任があると強調した。
関連記事
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている
大音量の軍事演習。
静まり返る芸能人。
今年の台湾包囲軍演で確認できたのは、威嚇ではなく学習効果?