大紀元時報

夢から得られる病気の情報

2021年6月9日 06時00分
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誰もが見るには、一体どのようなメッセージが込められているのでしょうか。現代医学では、一般的にを心理学の角度から分析しています。一方、漢方医学では、心理的な要素以外に、臓腑の生理、病理状態がに反映すると考えられています。

臓腑の病状の関係については、約2千年前の漢方医学の古典『黄帝内経』に、かなり詳しく記載されています。

それによると、体内に(いん)(※)の邪気が強ければ、恐れながら大きな川を歩いて渡るを見、(よう)(※)の邪気が強ければ、大きな火事に巻き込まれるを見ます。邪気がともに強ければ、互いに殺し合うを見ます。

さらに邪気が上半身に強ければ、飛ぶを見、下半身に強ければ、高所から落ちるを見ます。おなかがひどく空いていれば、人のものを取るを見、過剰な満腹状態であれば、人にものを与えるを見ます。

強い邪気臓腑に侵入した場合、侵された臓腑によって、異なるを見ます。肝臓は怒る、肺臓は恐怖で泣き、飛ぶを見ます。心臓は怖がり、笑うです。脾臓の場合は、楽しんで歌い、体が重くて動けないです。腎臓なら、腰をけがするなどがあります。

また、臓腑が虚弱になっていて、邪気に乗じられている場合には、病む臓腑によって、それぞれ異なるを見ます。例えば、肝臓なら、山林樹木のを見、胃なら、飲食しているです。腎臓なら、深い水溜りや水の中に漬かっているなどを見ます。

このように、漢方医学では、患者が見たから身体の状態を判断することができます。漢方医学の診察では、時間をかけて患者の訴えをじっくりと聞く必要があるのです。

*1-と相対する事物の属性(斂・降・収・蔵・暗・静・寒・濁など)を示す概念
*2-に相対し、一般に、事物の亢進・運動・昇散・光明・温熱などを示す概念

(漢方医師・甄 立学)

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