法輪功学習者・于宙さんと妻の許那さん(明慧ネット)

「アウシュビッツの方がまし」アーティスト夫婦を襲った中共の迫害

中国共産党による法輪功迫害が続く中、北京の画家・許那さんはその信条を理由に、この20年あまりで何度も中国当局に不当逮捕されている。それでもなお、自身の正義と良心を貫いている。

許那さんは2020年7月19日、北京順義区空港派出所と国家安全保衛部門の警察に連行された。7月20日に警官らに家宅捜査をされ、電子製品とビデオカメラなどをすべて押収された。法輪功の情報サイト・明慧ネットが伝えた。

2021年4月、許那さんと同じ日に不法逮捕された北京の法輪功学習者10人は、北京東城区裁判所で起訴された。北京東城区検察院は「証拠不十分」で、取り扱わない方針だったが、最終的には東城区裁判所に持ち込まれた。弁護士によると、これらの学習者が起訴された理由は、コロナウイルスの蔓延期間に、ネットで意見を書き込んだからだという。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が深圳にある高度な機密施設で、最先端半導体の製造に不可欠なEUV露光装置を極秘裏に開発していると報じられた。関係者によると、すでに試作機は稼働可能な段階にあり、米国と同盟国が阻止してきた技術的節目に近づいているという
台湾総統を批判するはずの記事が、なぜか失業相談でいっぱいに。 批判より先に、仕事が必要だった。
上海の劇場で思わぬ光景が広がった。 ミュージカル「レ・ミゼラブル」終演後、観客がかつて禁じられてきた歌を合唱した。 中国で今、何が起きているのか。
最近各国で関心が高まっている中共による臓器収奪問題。香港大紀元の記者が臓器収奪を主導した一人とされる黄潔夫・元中国衛生部副部長に直撃取材した経験がある。記者が「あなたが(臓器収奪に加担した)責任追及リストに載せられているが、この件についてどう答えますか?」と質問すると、黄は不敵な笑みを浮かべたまま急いで立ち去っていった。
来年1月から、中国本土から海外への送金に対する規制が強化される。個人が一定額を超えて送金する場合、資金の使い道や送金先などの説明が必要となり、保険料や投資資金の送金を続けてきた人たちの間で不安が広がっている