米西部オレゴン州やカリフォルニア州などで発生している数十カ所の山火事は、突風や乾燥した高温の気候などで延焼範囲を拡大させている。当局が18日、明らかにした。 15日撮影(2021年 ロイター)

米オレゴン州などの山火事、突風や乾燥で延焼範囲が拡大

[18日 ロイター] – 米西部オレゴン州やカリフォルニア州などで発生している数十カ所の山火事は、突風や乾燥した高温の気候などで延焼範囲を拡大させている。当局が18日、明らかにした。

オレゴン州とカリフォルニア州の州境付近で発生した山火事の被害面積はすでに1212平方キロメートルに及ぶ。消防士2000人以上が消火作業にあたっているが、鎮火率は22%と前日から進展していない。

米国立気象局はツイッターで、今後数日間、西部では気温が上昇し、広範囲で落雷の可能性もあると指摘。山火事が起きやすい状況だと警告した。

カリフォルニア州はこのほかにも複数の山火事が発生している。消火作業が困難な地域にまで燃え広がっており、避難勧告が出されている地域もある。

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