英国のラーブ外相は29日、2022年に北京で開催される冬季五輪に自身が出席する可能性は極めて低いとし、新疆ウイグル自治区の状況に関して非常にセンシティブな問題があると述べた。写真は6月11日、コーンウォールで撮影(2021年 ロイターERS/Toby Melville)

北京五輪、自身が出席する可能性は極めて低い=英外相

[ロンドン 29日 ロイター] – 英国のラーブ外相は29日、2022年に北京で開催される冬季五輪に自身が出席する可能性は極めて低いとし、新疆ウイグル自治区の状況に関して非常にセンシティブな問題があると述べた。

中国への批判や人権侵害を巡り北京大会のボイコットを求める声が上がる中、米国は同盟国と「共通のアプローチ」について協議を行っている。

出席するかどうかを問われた同外相は、スカイニュースに対し「私が行く可能性は極めて低いと思う」と答えた。

その上で、英国はオリンピックを過度に政治問題化したくないとし、スポーツへの参加は英国の政治家が決めるものではないとした。

関連記事
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]