7月30日、米小売り大手ウォルマートが、国内の新型コロナウイルス感染が拡大している地域で小売部門の従業員にマスク着用を義務付けることが分かった。写真は2020年6月撮影(2021年 ロイター/Mario Anzuoni)

米ウォルマート、マスク着用再導入 一部従業員にワクチン接種要請

[30日 ロイター] – 米小売り大手ウォルマートは、国内の新型コロナウイルス感染が拡大している地域で、小売部門の従業員にマスク着用を義務付けると発表した。

このほか、全てのオフィスで勤務する従業員らを対象に10月4日までに新型コロナワクチンの接種を受けるよう求めるとした。

米保健当局は今週、ワクチン接種を済ませていても、感染が拡大している地域では屋内でマスクを着用する必要があるとの見解を表明。ウォルマートは5月、ワクチン接種を完了した従業員は勤務時にマスクを着用する必要はないとしていたが、こうした動きに従った。

ウォルマートはこのほか、ワクチン接種を受ける小売部門の従業員に支払う奨励金を150ドルに倍増させるとした。

米小売業界では、スーパーマーケット大手のクローガーが、ワクチン接種を完了していても、店舗・施設内で全ての従業員と顧客にマスク着用を「強く推奨する」と表明。ブルームバーグによると、アップルもワクチン接種の有無にかかわらず、大部分の国内店舗で再びマスク着用を義務化する。

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