トルコのエルドアン大統領は4日、南部沿岸地域で1週間以上続いている山火事について、同国史上最悪の規模だと述べた。4日には南西部にある発電所にも火が燃え移った。写真はマルマリスで消火活動を行う消防士。1日撮影(2021年 ロイター/UMIT BEKTAS)

トルコ山火事、「過去最悪」と大統領 発電所にも拡大

[ミラス(トルコ) 4日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は4日、南部沿岸地域で1週間以上続いている山火事について、同国史上最悪の規模だと述べた。4日には南西部にある発電所にも火が燃え移った。

高温と乾燥した強風にあおられて火災が広がる中、先週以降8人が死亡。エーゲ海や地中海沿岸周辺では、地元住民や外国人観光客らが自宅やホテルから避難を余儀なくされた。

地上および空から消火活動に当たっているが、当局者によると、最初の火災から1週間以上経った4日時点でもなお16カ所で燃え続けている。

▶ 続きを読む
関連記事
中共が臓器移植を「国家事業」として拡大するため、病院の大量増設、移植センターの巨大化、軍関係者を含む専門チームの投入、病床数と回転率の極限まで引き上げといった手段を組織的に講じてきた
中共軍東部戦区は29日、台湾海峡周辺で実弾射撃を伴う軍事演習を実施した。これに対し、台湾総統府は「台湾海峡とインド太平洋地域で保たれてきた安全と安定の現状を力ずくで破壊するものだ」として強く反発
トランプ氏とゼレンスキー氏がマー・ア・ラゴで会談し、20項目の和平案を協議した。安全保障やドンバス地域の帰属など難題は残るが、トランプ氏は交渉が最終段階にあると強調。終結への期待が高まっている
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する