アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは8日、北東部の戦略的都市クンドゥズを含む3つの州都を制圧した。写真はカンダハルでの治安部隊とタリバンの衝突、7月13日撮影。(2021年 ロイター/Danish Siddiqui)

タリバン、戦略的都市クンドゥズなどアフガン北部3州都を制圧

[カブール 8日 ロイター] – アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンは8日、北東部の戦略的都市クンドゥズを含む3つの州都を制圧した。地元当局者が明らかにした。駐留米軍が撤退する中、タリバンは攻勢を強め、制圧都市を拡大している。

州都クンドゥズがあるクンドゥズ州の議会議員によると、7日午後から激しい衝突が始まり、タリバンは政府の主要施設を占拠。政府側の支配下にあるのは空港と軍基地のみとなり、アフガン治安部隊がこれらの場所からタリバンに抵抗しているという。

治安部隊の報道官は8日夜、政府軍は奪われた同州の地域を奪還するため大規模な作戦を可能な限り早期に開始すると表明した。

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