イタリアの首都ローマでは13日、気温が摂氏37度付近に上昇、ローマの東約40キロメートルの町では山火事が発生し、住民が避難している。ローマ近郊で警戒にあたる消防士。(2021年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)

イタリア、熱波北上し首都の東でも山火事 住民避難

[ローマ 13日 ロイター] – イタリアの首都ローマでは13日、気温が摂氏37度付近に上昇、ローマの東約40キロメートルの町では山火事が発生し、住民が避難している。

イタリア南部では、ブーツ型のイタリア半島のつま先部分にあたるカラブリア州や、シチリア島、サルデーニャ島で数週間前から山火事が発生している。

シチリア島では11日に気温が摂氏約49度に達し、欧州での観測史上最高を記録した。

熱波の北上に伴い、山火事も首都周辺でも発生している。

ドラギ首相は12日、山火事の被害を受けた町村に金融支援を実施する方針を示した。

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