8月24日、イスラム主義組織タリバンがアフガニスタン国内の一部の国連関連施設を占領したことが、国連安全保安局(UNDSS)の21日付の報告書で分かった。写真は2020年9月、ニュ=ヨークノ国連本部で(2021年 ロイター/Mike Segar)

タリバン、アフガンの一部国連関連施設を占領=国連安全保安局

[ニューヨーク 24日 ロイター] – イスラム主義組織タリバンがアフガニスタン国内の一部の国連関連施設を占領したことが、国連安全保安局(UNDSS)の21日付の報告書で分かった。

ロイターが入手した報告書によると、UNDSSは、国連の安全部隊が意図的に攻撃の標的にされるリスクが「極めて高い」と警告。タリバンが国連スタッフを殺害、もしくは拉致するリスクも「極めて高い」とした。

一方、タリバンが国連スタッフに敬意をもって接し、施設の安全を保全したケースもあったと報告した。

この報告書に関するロイターの取材に対し、タリバンからコメントは得られていない。

国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)のリアム・マクダウェル報道官は、国連スタッフの安全に関連する文書などについてコメントを控えた。

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