カブール自爆攻撃の実行犯は1人、米国防総省が発表 脅威なお存在

[ワシントン 27日 ロイター] – 米国防総省は27日、アフガニスタンの首都カブールで26日発生した自爆攻撃について、実行犯は1人だったとの見解を発表した。

米当局は当初、カブールの空港近くと付近のホテルで2回の爆発があったと発表していたものの、米陸軍のテイラー少将は「2回目の爆発が発生したとは考えておらず、自爆犯は1人だった」と述べた。

自爆攻撃では米兵士13人と、アフガンの民間人少なくとも79人が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を発表している。

テイラー少将によると、過去24時間に米国民約300人が退避。アフガンからの退避した米国民はこれで約5100人となる。

国防総省のカービー報道官は、空港を狙った「具体的かつ、信頼性のある」脅威が依然存在すると米当局は見ており、状況を注視し、将来起こり得る攻撃に備えると述べた。

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