加藤勝信官房長官は2日、ロシア政府がきょう2日から4日に開催する国際会議「東方経済フォーラム」に菅義偉首相(写真)が参加しないことを明らかにした。都内で8月代表撮影(2021年 ロイター)

菅首相、ロシアの東方経済フォーラムに参加せず=加藤官房長官

[東京 2日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は2日、ロシア政府がきょう2日から4日に開催する国際会議「東方経済フォーラム」に菅義偉首相が参加しないことを明らかにした。オンラインでの参加やビデオメッセージ送付の予定もないと語った。同日午前の記者会見で述べた。

東方経済フォーラムにはプーチン大統領が出席し、安倍晋三前首相は例年、開催に合わせて訪ロしていた。同フォーラムへの参加を巡って加藤官房長官は「首相への招待は来ていない」とも述べた。

一方、12日に期限を迎える21都道府県の緊急事態宣言の解除・延長の是非に関して加藤長官は「感染状況や医療提供体制などを踏まえ、慎重に総合的に判断する」と述べるにとどめた。

関連記事
現在、法廷はトランプ前大統領に対し、4月15日にニューヨークで始まった刑事裁判について沈黙しろと命じた。これに対して一部の弁護士は、この命令が違憲であり、言論の自由の侵害であるとしている。
5月6日、フランスのマクロン大統領と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長はパリで中国共産党党首の習近平と会談し、貿易不均衡とウクライナ戦争に関する懸念を強く伝えた。
習近平のヨーロッパ訪問中、英国防省が中国共産党のハッカー集団によるサイバー攻撃を受けた。
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。