9月12日、中東カタールのムハンマド副首相兼外相は、アフガニスタンの首都カブールを訪れ、暫定政権のアフンド首相らと会談した。写真は11日、モスクワで代表撮影(2021年 ロイター)

カタール外相がアフガン訪問、タリバン暫定政権と会談

[カイロ 12日 ロイター] – 中東カタールのムハンマド副首相兼外相は12日、アフガニスタンの首都カブールを訪れ、暫定政権のアフンド首相らと会談した。イスラム主義組織タリバンが実権を掌握した後、他国の外相がアフガンを訪れるのは初めてとなる。

カタール外務省によると、ムハンマド氏はアフンド氏と会談した際に、アフガンの全ての当事者が国民和解に関与できるよう求めた。

カタールはタリバンに最も影響力を持つ国の一つとされており、欧米人や欧米諸国に協力したアフガン人のアフガンからの退避で重要な役割を果たした。カタールの首都ドーハにはタリバンの政治局が置かれている。

カタール政府によると、ムハンマド氏とアフンド氏は「アフガンの安定を脅かすテロ組織と戦うための協力」やアフガンにおける和平推進などを協議した。

タリバンの報道官によると、ムハンマド氏はアフンド氏のほか、多くの閣僚らとも会談し、二国間関係や人道支援、経済発展、各国との関係などを中心に議論した。

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