9月14日、アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンは、元政治部門トップで新政権の副首相に指名されたバラダル師(左から2人目)が内部抗争により銃撃されて死亡したとのうわさを否定した。写真はモスクワで3月、代表撮影(2021年 ロイター)

タリバン、副首相バラダル師が内部抗争で死亡とのうわさを否定

[14日 ロイター] – アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンは14日、元政治部門トップで新政権の副首相に指名されたバラダル師が内部抗争により銃撃されて死亡したとのうわさを否定した。

タリバンのシャヒーン報道官はツイッターに「バラダル師が(うわさは)全く根拠のないうそと述べている」との音声メッセージを投稿した。

タリバンは南部カンダハルでの会議でバラダル師を撮影したとする動画も公表した。ロイターはこの映像が本物かどうか現時点で確認できていない。

バラダル師の支持者が、武闘派グループ「ハッカニ・ネットワーク」を率いるハッカニ氏の支持者と衝突したとのうわさが数日前から流れている。

バラダル師はしばらく公の場に姿を見せておらず、12日にカブールで行われたムハンマド・カタール副首相兼外相との会談でアフガン側の代表団にも含まれていなかった。

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