NHKなど複数の報道によると、自民党の野田聖子幹事長代行は16日、総裁選に立候補する意向を固めた。写真は2018年5月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

自民総裁選、野田幹事長代行が出馬表明 推薦人20人確保

[東京 16日 ロイター] – 自民党の野田聖子幹事長代行は16日、自民党総裁選挙(17日告示・29日投開票)に必要な20人の推薦を確保したとして、出馬を表明した。野田氏の立候補で、総裁選は河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相とともに4人の争いとなる。女性候補2人が総裁選を争うのは初めて。

女性首相候補としてこれまでも3回、出馬を模索し断念した経緯があるが、今回は自民党の多様性をアピールするために野田氏の参戦を重視してきた二階派や竹下派の支援で、推薦人の確保にこぎつけた。

野田氏は出馬理由について「私が政治家として取り組んできている小さき者、弱き者を奮い立たせるような政策を見つけ出すことができなかった」と説明。「これまで主役になれなかった女性、子供、高齢者、障がい者がしっかりと社会のなかで生きていける政治を作り上げたい」と述べた。

関連記事
中共のスパイ活動に対する懸念が高まる中、英国政府は4月29日に、2025年4月までに、注意を要する敏感地域から、中国製監視システムを撤去する方針を発表した。
ロイター通信によると、中国の主要な銀行がロシアとの金融取引を停止し、中国の一部企業は国境地帯の小さな銀行や通貨ブローカーなど非公式な資金調達ルートに頼るようになり、禁じられている仮想通貨の使用に手を染めるケースも出てきている。また、ロシア市場から完全に手を引いた企業もあるようだ。
  イギリス政府は、中国共産党のスパイ活動に対する懸念から、2025年4月までに国内の重要施設からす […]
極真会館の長谷川道場出身、纐纈卓真氏にインタビューした。その強さの秘密を聞いてみた。また、インタビューの間に空手についての情報を挿入してゆく。
元米国務長官マイク・ポンペオの中国政策上級顧問、シンクタンク、ハドソン研究所の中国分析センター所長である余茂春氏は、「中国共産党の最大の弱点は人権」とし、「米国が中国との関係で優位に立つためには、この点を狙わなければならない」と明らかにした。「人権問題は中国と米国の関係、さらに中国と他のすべての国の関係に大きな影響を与えるだろう」と強調した。