9月16日、米国とオーストラリアは、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をワシントンで開き、豪州への米軍機ローテーション配備など軍事協力の拡大で合意した。写真はダットン豪国防相。米首都ワシントンで代表撮影(2021年 ロイター)

米豪2プラス2、米軍機の配備拡大で合意 協力深化へ

[ワシントン 16日 ロイター] – 米国とオーストラリアは16日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をワシントンで開き、豪州への米軍機ローテーション配備など軍事協力の拡大で合意した。

協議後の記者会見でダットン豪国防相は、両国が「戦力態勢協力を大幅に強化し、相互運用性を高め、インド太平洋における活動の連携を深化させる」と述べ、「あらゆる種類の米軍機を豪州にローテーション配備することで航空防衛面の協力を強化することも含まれる」とした。

オースティン米国防長官は「豪州におけるわれわれのアクセスとプレゼンスを強化する主要な戦力態勢構想」を2プラス2で承認したと述べた。

米英は15日、豪州に原子力潜水艦を配備する技術と能力を提供すると発表し、中国の反発を招いた。

ホワイトハウスのサキ報道官は16日、米国はインド太平洋地域における中国の影響力に懸念を抱いているが、米英豪の合意は中国を狙ったものではないとし、「中国との対立を求めていない」と述べた。

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