9月22日、英国と韓国は、100万回分以上の新型コロナウイルスワクチンを相互にスワップすることで合意した。英国が数週間以内にファイザー製ワクチンの第1陣を供給し、韓国が年末までに同じ量を返すという。写真は英ブラックバーンでワクチンの準備をする看護師。5月19日撮影(2021年 ロイター/Jason Cairnduff)

英国と韓国、新型コロナワクチンのスワップで合意

[ロンドン 22日 ロイター] – 英国と韓国は、100万回分以上の新型コロナウイルスワクチンを相互にスワップすることで合意した。英国が数週間以内にファイザー製ワクチンの第1陣を供給し、韓国が年末までに同じ量を返すという。

英国は、現時点で必要ではないファイザー製ワクチンを送ることで、より早期の韓国での使用に供することができると説明。ジャビド保健相は声明文で「韓国の友人たちとの密接な協力により、このワクチンスワップは英国のワクチンプログラムに影響を与えることなく、彼らの展開スピードを最大化するものになる」とした。

関連記事
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
全世界の軍事費支出が9年連続で増加し、過去最高値を再び更新したことが明らかになった。スウェーデンに本部を置くシンクタンク「ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)」が22日(現地時間)に公開した報告書によると、昨年の全世界の軍事費支出規模は約2兆4400億ドル(約772兆円)に達すると集計された。