9月28日、政府は新型コロナ対策本部で、19都道府県に発令中の緊急事態宣言と8県に適用中のまん延防止等重点措置について、30日の期限で全面解除すると正式決定した。都内で8月撮影(2021年 ロイター/Athit Perawongmetha)

緊急事態・まん延防止、月末で全面解除 政府が正式決定

[東京 28日 ロイター] – 政府は28日の新型コロナ対策本部で、19都道府県に発令中の緊急事態宣言と8県に適用中のまん延防止等重点措置について、30日の期限で全面解除すると正式決定した。

新規感染者数が全国的に減少し、病床使用率、重症者用病床使用率とも解除の目安となる「50%未満」となった。解除後も飲食店の営業時間短縮要請やイベントなど一定の制限を設け、対策の緩和は段階的に行う。

菅首相は、重症者が9月初めをピークに減少傾向にあり、全国で一時13万人を超えた自宅療養者も減少していると指摘した。

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