ファーウェイ支社のビル(DANIEL LEAL-OLIVAS/AFP via Getty Images)

ファーウェイ32%減収 第1〜3四半期 米の規制でスマホ事業不振

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は10月29日、2021年第1~3四半期の売上高が前年同比32.1%減の4558億人民元(約8兆2044億円)と発表した。 直近の第3四半期の売上高も前年同比で38%減少した。米政府の規制による影響が続いていることを浮き彫りにした。

ファーウェイの最大の収益源だったスマートフォンの出荷が減少したためだ。米政府は20年9月、輸出規制を強化し、同社スマホに使用されるチップの調達が困難になった。

市場調査会社「カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社」によると、2021年第3四半期のファーウェイのスマートフォンの世界市場シェアはわずか2%で、昨年の1位から11位に後退した。中国国内での販売台数も昨年同期比77%減と大幅減となった。

▶ 続きを読む
関連記事
トラが車の後ろを本気でガブッ。中国の動物園で実際に起きた「リアル狩りごっこ」。「自家用車で安全に観察できます」その言葉を信じた結果がこれ。
中国の親が子に教える「危害を加えてでも生き延びろ」という絶望のサバイバル術。助けが来ない社会が、親たちをここまで追い込んでいる現実が重すぎる。
中日関係悪化で広州の宮崎駿作品展が延期。スタジオジブリが発表、理由は非公表。浜崎あゆみ公演も上海・マカオで中止。中国ネット民は「反戦ジブリすら難しいのか」と嘆く。米メディアは中国の逆効果と指摘
中国共産党海軍の空母「遼寧」を中心とする艦隊が太平洋上で活動し、艦載機の発着艦訓練を集中的に実施した。防衛省は自衛隊艦艇や哨戒機を投入し、継続的な警戒監視と情報収集を行っている
中国共産党海軍の情報収集艦が沖縄・宮古島周辺海域を航行したことが確認された。防衛省は海自哨戒機を出動させ警戒監視を実施。南西諸島周辺で続く中共海軍の活動が改めて浮き彫りとなった