カジノ王の拘束は「権力闘争の影響」 江沢民派の資金源絶つとの見方も
マカオ当局は11月27日、カジノ王の周焯華(アルビン・チャウ)容疑者(47)を逮捕したと発表した。その前日、中国浙江省温州市警察は周容疑者が中国国内で違法なカジノを開設し、「地下銭荘」などを利用して賭博客に資金提供などを行ったとして、自首を呼びかけた。専門家は、周容疑者の拘束の背景には最高指導部の権力闘争があるとの見方を示した。
周容疑者が2007年に設立した太陽城集団(サンシティグループ)はマカオのカジノ仲介業大手である。
周容疑者は中国当局と近い関係にあると知られている。11年、同容疑者の後押しでマカオでは、愛国組織「マカオ励志青年会」が設立された。同組織の創設イベントには、中国当局のマカオ出先機関「マカオ中連弁(中央政府駐マカオ連絡弁公室)」の高官、外交部(外務省)の駐マカオ特派員、広東省政府の幹部らが出席した。
関連記事
母親はどれほど絶望すれば、自らの手で我が子を落とし、自らも続くのだろうか。中国・杭州の陸橋から。
トラが車の後ろを本気でガブッ。中国の動物園で実際に起きた「リアル狩りごっこ」。「自家用車で安全に観察できます」その言葉を信じた結果がこれ。
中国の親が子に教える「危害を加えてでも生き延びろ」という絶望のサバイバル術。助けが来ない社会が、親たちをここまで追い込んでいる現実が重すぎる。
中日関係悪化で広州の宮崎駿作品展が延期。スタジオジブリが発表、理由は非公表。浜崎あゆみ公演も上海・マカオで中止。中国ネット民は「反戦ジブリすら難しいのか」と嘆く。米メディアは中国の逆効果と指摘
中国共産党海軍の空母「遼寧」を中心とする艦隊が太平洋上で活動し、艦載機の発着艦訓練を集中的に実施した。防衛省は自衛隊艦艇や哨戒機を投入し、継続的な警戒監視と情報収集を行っている