中谷補佐官「マグニツキー法も含めてしっかり検討」 民族団体ら要望書受け
中谷元人権担当総理補佐官は24日、山田宏参議院議員及び長尾敬前衆議院議員と総理官邸で面会し、中国共産党による人権侵害を訴える9団体の要望書を受け取った。臓器収奪問題やウイグル人等に対する非人道的行為が取り上げられた。
要望書を提出したのは、中国の臓器収奪問題に取り組む「SMGネットワーク」(代表・加瀬英明氏)や日本ウイグル協会、在日チベット人団体など。中国共産党による臓器の強制摘出や強制労働、拷問などの非人道的行為について、日本国政府に行動を起こすよう求めた。
SMGネットワークは要望書のなかで「中国における国家ぐるみの強制臓器収奪は世界の医学市場はもちろん人類の歴史上に最大規模の汚点を残す非人倫行為だ」とし、法輪功学習者やウイグル人など良心の囚人が犠牲になっていると指摘。人道犯罪の疑いが晴れない国家へ日本人が渡航移植することを制限する法整備について、早急に行う必要があると訴えた。
関連記事
白タク急増で10時間走っても赤字? 中国・東北でタクシーが一斉スト。追い詰められた運転手たちの町で何が起きているのか
冬に入って以降、中国の多くの地域で呼吸器系疾患が流行のピークを迎えつつあり、少なくとも17の省でインフルエンザが流行している。北京では他地域に先駆けて流行がピークに達し、インフルエンザの陽性率は45%近くに上っている
日本維新の会の石平参院議員は4日、自民党の麻生太郎副総裁が「(高市首相は)中国からいろいろ言われているが、言われるぐらいでちょうどいい」と発言したことについて、「むしろ、中国から文句の一つも言われない日本の指導者の方が要注意であろう」と同意した
湖南省の湘雅二病院で新生児が2度の開胸手術後に死亡した。遺族は医療ミスを疑い、病院側は死亡原因も監視映像も示していないという。ECMOや呼吸器の取り外しも同意なしとされ、危篤時も父親は面会できなかった
中国SNS「ウェイボー(微博)」で異例の凍結ラッシュ。「于朦朧事件」に触れた人は次々と凍結され、利用者の怒りが高まっている。