1月4日、香港の裁判所は、天安門事件の追悼行事を宣伝したとして、元民主派団体の活動家、鄒幸タン氏(写真)に禁錮1年3月の刑を言い渡した。昨年9月、香港の「六四記念館」で撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu)

香港民主活動家に禁錮刑、天安門事件の追悼行事巡り

[香港 4日 ロイター] – 香港の裁判所は4日、天安門事件追悼行事を宣伝したとして、元民主派団体の活動家、鄒幸タン氏(36)に禁錮1年3月の刑を言い渡した。

同氏は昨年6月4日の天安門事件記念日の前日に逮捕されていた。

追悼行事は過去2年間、新型コロナウイルスの流行を理由に禁止されているが、2020年には数千人がろうそくを灯し、21年も規模は小さくなったが同様の追悼が行われた。

鄒氏はソーシャルメディアに「ろうそくを灯すことは犯罪ではない。自分の立場を守ろう」と投稿していた。

同氏は無罪を主張。追悼集会を呼び掛けたのではなく、天安門事件を忘れないよう呼び掛けたかったと述べていた。

関連記事
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。