1月7日、インド統計・計画実施省は、2021年度の実質GDP予想を前年度比9.2%増に下方修正した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による混乱が消費者心理と経済活動に打撃を与えている。オールドデリーで昨年4月撮影(2022年 ロイター/Anushree Fadnavis)

21年度インド成長率予想、9.2%に下方修正 オミクロン株が打撃

[ニューデリー 7日 ロイター] – インド統計・計画実施省は7日、2021年度(21年4月─22年3月)の実質GDP(国内総生産)予想を前年度比9.2%増に下方修正した。それまでは10%を上回る増加と予想していた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による混乱が消費者心理と経済活動に打撃を与えていることが背景。

新たな成長予想も主要経済国の中では最も高い。20年度のインド実質GDPは前年度比7.3%減だった。

政府が新型コロナ感染抑制のための移動規制を6月に緩和して以来、インド経済は改善傾向にあるが、足元でオミクロン株の感染が急拡大し、多くの民間エコノミストは経済成長見通しをそれまでの10%超から約9%に下方修正した。

インド準備銀行(中央銀行)の成長予測は9.5%。

コンサルティング会社ナイト・フランク・インディアのディレクターは、新型コロナの第3波が見通しに影響を与えたと指摘。「第3波からの経済が軟着陸し、深刻な混乱なく景気の勢いが続くことを期待している」と話した。

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