中国政府はパンデミック期間中に、「キツネ狩り作戦」のもとで「海外逃亡者」を捕獲している(John MacdouGall/AFP/Getty Images)

中国の「キツネ狩り作戦」、過去2年間海外で自国民2500人超を連行=人権団体

最新報告書によると、中国当局は過去2年間、「海外逃亡者」と認定した自国民2500人以上を国内に連行した。

国際人権団体、セーフガード・ディフェンダーズ(Safeguard Defenders)が18日に発表した報告書は、中共ウイルス(新型コロナ)の大流行中、各国が入国・渡航制限を課したにもかかわらず、中国当局に指定された「経済犯罪者」「汚職者」らは海外から中国国内に送還された。中国側の公表では、2020年に1421人、21年には1114人の「自国民」を連行した。

同団体によると、中国当局が家族への脅迫や「当局に認められた拉致行為」などの手段を通じて、過去7年間で1万人以上の人を捕まえ中国に連行した。中国当局は、海外に資産を持ち逃げした汚職役人を捕まえ中国に連れ戻そうと、14年に「キツネ狩り作戦」、15年には「天網計画」を実施した。

▶ 続きを読む
関連記事
中共軍報は2月2日、再び評論を掲載し、張又俠を「進路を阻む障害」「足かせ」と批判したうえで、訓練と戦備を全面的に強化し「いつでも戦争に備える」必要性に言及した
首相官邸発の公用車が時速130キロで衝突した事故。時事評論家の唐浩氏は、これを単なる事故ではなく高市首相への「政治的警告」と分析。背後に潜む中国共産党の動機と、日本の警備体制への提言を読み解く
習近平による粛清は、軍のトップリーダーシップに空白を生み出し、軍の能力と習自身の軍掌握力を著しく弱体化させたとアナリストらは指摘している
内部関係者によると、張又侠の解任後、厳重な内部治安措置が取られた。これは対外的な紛争ではなく、政権の不安定化に対する懸念を示すものである
中国共産党軍の有力幹部で、中央軍事委員会副主席を務めていた張又俠が拘束されたと伝えられて以降、その所在はいまも明らかになっていない。こうした中、同じく失脚した何衛東の死亡をめぐり、新たな説が相次いで浮上しており、中国共産党上層部で進む軍内粛清の実態に改めて注目が集まっている