台湾の陳時中衛生福利部長(厚生労働相)は14日、来月から厳格な新型コロナウイルス関連隔離規則の緩和を目指すと明らかにした。資料写真、ワクチン接種会場、台北、1月撮影(2022年 ロイター/Ann Wang)

台湾、3月にコロナ入境規制緩和目指す 隔離期間10日に短縮

[台北 14日 ロイター] – 台湾の陳時中衛生福利部長(厚生労働相)は14日、来月から厳格な新型コロナウイルス関連隔離規則の緩和を目指すと明らかにした。

台湾は、海外からの入境者に2週間の隔離を義務付けている。

陳部長は記者団に、3月中旬までに隔離期間を10日に短縮することを目指していると述べた。感染の有無は検査から10日程度で確認できるとの認識を示した。

夏の行楽シーズンまでに隔離規制を完全に撤廃できるかとの質問に「その可能性は高くない」と答えた。

蘇貞昌行政院長(首相)は、保健関係高官との会議で、今後再び感染が拡大する事態はあり得るが、十分な対応が取れるとの認識を示し「政府は暮らしや経済発展を考慮に入れ、徐々に生活を正常な状態に戻し、世界に出ていく必要がある」と述べた。

医療用品が十分に確保されていること、ワクチン接種の進展という前提条件の下、隔離方針やビジネス目的の入境に対する「合理的で適切な調整の検討」を中央流行感染症指揮センターに指示したと説明した。

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