2012年10月7日、台北の国立国父紀念館で、台北101ビルの横に掲げられた台湾の国旗(Mandy Cheng/AFP via Getty Images)

台湾防諜機関、中国関連企業8社を調査 人材引き抜き巡り

台湾の防諜・調査機関である法務部調査局(公安調査庁に相当)は9日、違法行為があったとして5つの地方検察当局とともに、中国関連企業など8社を家宅捜査した。

8社には、中国の半導体設計ツール(EDA)企業、全芯智造が台湾で違法に設立した研究開発センターや、中国半導体メーカーである聚力成が出資したとみられる台湾企業が含まれる。

調査局は、中国企業が台湾の法律の抜け穴を利用し、台湾での事業を展開しながら、ハイテク産業の人材を引き抜いていると批判した。また、中国企業の行為は市場の公平な競争を乱しただけでなく「国家安全保障に脅威を与えている」と警戒感を示した。

▶ 続きを読む
関連記事
カメルーン開催のWTO閣僚会議で、台湾代表団の査証書類に「中国の省」と表記された。台湾は地位を貶めるものとして強く抗議し、2001年の加盟以来初となる欠席を決定。中国の影響力と外交摩擦が浮き彫りとなった
中国でロボットがダンス中に腕を振り、子供に直撃。安全性への不安が再び広がっている
中国で「借金需要」が消えた? 貯金だけは増え、消費が止まる。静かに進む経済の冷え込み
中国で動画投稿に「事前ラベル」が義務化。違反動画3.7万本削除、アカウント3400件処分。作り話や演出動画まで事前申告の対象に…中国のネットの自由、さらに狭まる
中共当局による懸賞付き指名手配を受けた台湾のインフルエンサー八炯氏が、海外の中共領事館で出頭を試みたものの受け付けられず、その様子を収めた動画が注目を集めている