パリの国民議会前で、中国におけるウイグル人権状況をめぐる調査を求め、アムネスティ・インターナショナルの活動家たちがデモを行った。(写真:THOMAS COEX / AFP)(Photo by THOMAS COEX/AFP via Getty Images)

600超の偽ツイッターアカウント、ウイグル問題でプロパガンダ=米調査会社

米国の調査会社ニソス(Nisos)は4月25日の報告書で、600あまりの偽ツイッターアカウントの投稿が、中国新疆ウイグル自治区の人権状況を擁護し、強制労働の存在を否定しているという調査結果を発表した。

同報告書によると、ツイッター上で648の偽アカウントが「#新疆」「#強制労働」「#人権」などのハッシュタグを付けた約2800件を投稿した。新疆の伝統舞踊や風景などの写真のほか、強制労働の存在を否定する動画も含まれる。

「このアカウントグループの投稿は一貫性を保っており、ウイグル族の人々が幸せな生活を送っていることをアピールしている。プロパガンダのターゲットは外国人だ」

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