専門家によると、衣類の黄ばんだ汗ジミは、時間が経つにつれ頑固になるので、できるだけ早く対処する必要があるそうです。(Shutterstock)

醜い黄ばんだ汗ジミ その落とし方は?

暑いと汗をかくので、ベタつき感が残るだけでなく、服にも汗ジミが残ってしまいます。特に白い服は、襟元や脇の下に汚れがつきやすく、見栄えが悪くなります。この汚れを落とすには、どうしたら良いでしょうか?

米サイト「Lifehacker」によると、ニューヨークのクリーニング店オーナーであるエーデルマン氏(Wayne Edelman)は、服を着た後に汗ジミが出たら、できるだけ早く処理すべきと言っています。時間が経つと汚れが変色して落ちなかったり、落とすのに手間がかかったりするからです。

汗染みの落とし方は他の汚れと同様、衣服に使用している生地や染料によって異なります。エーデルマン氏は、一般的に水洗いできる衣類のみ自宅で洗濯し、ドライクリーニングが必要な衣類は、専門のクリーニング店を勧めています。

汗を拭いている女性(Shutterstock)

エーデルマン氏によると、汗の汚れは先にシミ抜きスプレーなどで下処理してから洗濯すると、たいてい落ちるそうです。シミ抜き剤をスプレーして、小さなブラシで優しくブラッシングすると、シミを繊維の中に移動させることができます。

次に、水洗いで汚れや汗を洗い流す必要があります。シミがまだ衣服に残っている場合は、エデルマン氏はある一種の自分で作れる洗剤を勧めています。

作り方は、小さじ2分の1の洗濯洗剤と4分の1カップの白酢、4分の1カップの冷水を混ぜ合わせます。この溶液は汚れ落としとして使用でき、同じく下処理をした後、水で洗い流します。

エーデルマン氏によると、この溶液で処理しても白い服に汗染みが残る場合は、洗濯用洗剤と次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする漂白剤を混合させた溶液に衣服を浸し、その後普通に洗濯して漂白剤を除去する方法もあると言います。

彼は、漂白剤の活性化を保つためには、この工程で温度を維持することが重要だと言います。今の新しい洗濯機は浸け置きしながら加熱できるものが多いので、この工程に最適です。

(翻訳者:春野瑠璃)

 

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