トルコで記録的なレアアース鉱床を発見 中国依存脱却につながる可能性
トルコ政府は1日、同国北西部ベイリコバ地域で約6億9400万トンもの希土類元素(レアアース)の鉱床を発見したと発表した。レアアースの供給は8億トンあまりを保有する中国が優位に立つなか、供給先の多様化を模索する日本や米国をはじめ西側諸国の中国依存の脱却に繋がる可能性がある。
同国エネルギー・天然資源省のドンメズ長官は、この鉱山は地表に近いため加工コストは比較的低いとし、「17元素のレアアースのうち、10元素を採掘できる」と語った。同氏は8日、毎年1200トンもの希土類を処理するパイロットプラントの建設が今年後半に完成するとツイートした。
新エネルギー自動車や工業用電機機器、再生可能エネルギー発電などの製品の需要増にともない、レアアースの需要は増加している。航空、軍事、宇宙、バイオ、製薬の分野で広く使用されており、産業製品にとって欠かせない重要元素だ。
関連記事
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
サウジアラビアは2025年、中国主導の越境デジタル通貨決済網「mBridge」への参加を終了した。実証実験の完了を理由とする一方、ドル基軸通貨体制と米中の金融覇権競争を背景に、離脱の実態には不明点も残る
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
イスラエルとモロッコは外交関係の格上げで合意した。既存の外交代表部を大使館に格上げし、大使を相互派遣するほか、航空便や投資、経済・貿易分野での協力も拡大する
イランの貨物船が9月13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けた。また、イランが支援するフーシ派はサウジアラビアへの新たな攻撃を表明した。地域の海運と石油供給の安全を巡る懸念が強まっている。