口腔の健康が糖尿病などと関係があった!?歯ぐきの奥の病気を見逃さないためには
歯と歯ぐきを病気にしないために、現代人は日頃から口腔衛生に気を配る必要があります。実際、口腔内の問題が歯痛や歯茎の痛みにとどまらず、食生活や全身の健康状態、生活の質にまで影響を及ぼし、最悪の場合死に至る危険性もあるのです。
なぜなら、口腔内の病気は必ずしも口の中だけにとどまらないからです。口腔の健康は、心血管疾患、糖尿病、アルツハイマー病などの病気と密接に関係していることが注目され始めています。つまり、口は健康と病気を映す鏡であり、私たちの健康状態を表す指標でもあるのです。
残念ながら、口腔内の健康を示す最良の指標は、おそらく最も見落とされがちな、歯肉の深部にあります。歯周病は、歯茎の深い部分の病気で、むし歯に次いで多い口腔内の病気で、世界的には、11番目に多い病気です。
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