動かないと筋肉は落ちる! 医師が教える筋肉減少の予防法(1)

重症筋無力症は、漢方でいう「痿病(いしつ)」に属します。西洋医学では、多発性神経炎、急性脊髄炎、進行性筋無力症、重症筋無力症、周期性麻痺、筋緊張性ジストロフィー、多発性硬化症、運動ニューロン疾患、その他筋力低下、筋無力、麻痺として現れる中枢神経系の感染症は、すべて「痿病」の範囲に含まれます。

今回取り上げる重症筋無力症の予防と治療とは、上記のような病気を伴わない一般的な老化状態において、身体に自然に起こる筋肉減少の症状のことを指します。もちろん、これらの考え方や治療方法は、上記のような病気にも有効です。

50歳を過ぎると、男女ともに、特に女性に老化のサインが現れます。多くの女性は50歳を過ぎると更年期を迎え、肥満、骨粗しょう症、心血管系疾患が後を絶ちません。高齢になると持病のことが気になりますが、サルコペニア(高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象)の隠れた危険性に気づく人は少ないでしょう。

60歳以上の人の適切な食事という概念さえ、多くの人にとっては非常に曖昧なものなのです。今回は、60代以上の方の正しい食生活と、健康のための筋肉の大切さを中心にご紹介します。

活動しなければ筋肉は落ちる! 筋肉の9つの働き

東京大学の研究によると、20歳を過ぎると体の筋肉量は年々減少し、上半身はほとんど変化がないが、下半身は1年に1%程度の緩やかな減少になると言われています。筋肉の減少は、体が活動していないと必ず起こります。

筋肉は単に体を動かすだけでなく、以下のような多くの機能を持っています:

1. バランスを崩したり、踏み外したりしたときに、体が倒れないように支える。多くの高齢者が転倒して骨折してしまう。

2.効率的な運動と安全な歩行。

3. 関節炎などの病気による痛みを軽減し、運動能力を維持するための関節をサポート。

4. 心臓と肺の機能をサポート。

5.食事時のスムーズで安全な飲み込み。

6.食欲を促進する。

7. 糖尿病の発症や悪化を防ぐために、体内でインスリンを効果的に使うことができるようにする。

8.老後の認知症を防ぐために、脳にエネルギーを供給する。

9.薬の副作用から体を守る。

このことから、健康な生活を送るために、筋肉の機能を維持しましょう!

(つづく)

(翻訳編集:香原咲)