松野官房長官は北朝鮮が核兵器の小型化を実現したと述べた。写真はイメージ (Photo by ANTHONY WALLACE/AFP via Getty Images)

北朝鮮、弾道ミサイル搭載用の核兵器の小型化を実現 日本も射程

松野官房長官は27日午後の記者会見で、北朝鮮は日本を射程に収める弾道ミサイルに搭載する核兵器の小型化をすでに実現していると述べた。

松野氏は、北朝鮮が「核実験を通じ、核兵器の一層の小型化を追求するとの指摘があることは承知している」としたうえで、個々の情報について回答を控えた。また、今後も「核実験を含め、更なる挑発行為に出る可能性はある」と述べた。

北朝鮮は今年、異例のペースでミサイル発射実験を行っており、核実験を準備しているとの見方もある。こうしたなか、26日には日米韓の北朝鮮問題次官が都内で協議を行った。三者は共同記者会見で、核実験に踏み切った場合には「比類ない規模の対応が必要になる」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
日米共同演習「キーン・ソード27」が10月19~29日に行われる。自衛隊約4万5千人が参加予定で、前回より規模を拡大。フィリピンや欧州各国の軍も実施部隊等に加わる。特定の国は演習の相手として明示していない
自衛隊がインドネシアの山林火災で、海外初となる消火任務を終えた。CH-47輸送ヘリ3機で40回超の活動を行い、約220トンを放水。火災が続くなか、現地側が自力で対応可能になったことを受け、撤収する
小泉防衛相は29日の会見で、広島・長崎の惨禍を繰り返さない決意を示す一方、侵攻を防ぐ抑止力の必要性を訴えた。非核三原則などをめぐる「タブーなき議論」には被爆地から反発も出ている
日本政府は安全保障政策の見直しを加速させている。AIやドローンなどの「新たな戦闘方式」が、「安保3文書」改定の重要な課題となる。元自衛官の矢野義昭教授は、2026年版「防衛白書」が3文書の改定に向けた重要な参考資料になるとみている
留任した小泉進次郎防衛相は、年内の安全保障関連3文書改定へ「1年目以上の速度と強度で」取り組むと表明。核や原子力潜水艦を含む議論、沖縄の基地負担軽減にも言及した