「演習より有事こそ恐怖」与那国町長、マスコミの「扇動」報道に苦言
日本の最西端・与那国島で自衛隊の16式機動戦闘車(MCV)が初めて派遣されたことについて、与那国町の糸数健一町長は17日、大紀元の取材に対し「演習で自衛隊車両が走ることが恐怖を与えるのではない。万が一有事が起きた時の方が恐怖だ」と述べた。「町民の命を預かる立場」として、さらなる抑止力の強化を政府に求めた。
沖縄では離島防衛を想定した日米共同演習「キーン・ソード」が19日まで行われていた。NHKなどの報道によると、与那国島の空港では10数人が抗議活動を行った。
糸数氏は「皆が皆自衛隊反対というわけではない。大多数の人はそれを歓迎している」とし、住民のほとんどがサイレントマジョリティーだと指摘した。
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