12月2日、米ニューヨーク州ブルックリンの連邦地裁は、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)に対する起訴を正式に取り下げた。カナダ・バンクーバーで2021年9月撮影(2022年 ロイター/Jennifer Gauthier)

米裁判所、ファーウェイ副会長の起訴を正式に取り下げ

[ニューヨーク 2日 ロイター] – 米ニューヨーク州ブルックリンの連邦地裁は2日、中国通信機器大手、華為技術ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)に対する起訴を正式に取り下げた。これにより新たな訴追も不可能となった。

米検察当局は既に昨年、孟晩舟氏と訴追延期合意を結び、孟氏に対する刑事訴訟を終わらせる手続きに入っていた。

孟氏は2018年12月に、イラン制裁問題に絡む銀行詐欺容疑を主張する米国側の要請に基づいてカナダで拘束され、孟氏側は無罪を主張。孟氏は3年近くカナダから出られなかったが、米連邦地裁が訴追延期合意を承認した後、中国に戻った。

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