国際会議に出席するジョージ・ソロス氏。2015年撮影 (Chip Somodevilla/Getty Images)

ソロス氏、253の報道機関に資金提供 「世論形成を左右する能力も」=米報告書

米国の大富豪ジョージ・ソロス氏が253のグローバルメディアと繋がりを持ち、影響力を発揮していることが、最新の調査報告書で明らかになった。複数の米国メディアが報じた。

報告書を発表した保守系メディア監視団体「メディア・リサーチ・センター(MRC)」によると、ソロス氏は自身の慈善団体を利用して報道機関に資金提供しており、対象の数は253に上る。「ソロス氏の援助を受けるメディアグループは文字通り世界5大陸の世論形成を左右することができる」とMRCの編集者は綴っている。

ソロス氏は自身が創設した「開かれた社会財団(OSF)」に320億ドルの資金を投じてきたほか、「開かれた社会」理念を推進するために「億単位の出費」を行なってきた。報告書によると、「開かれた社会」理念にはマルクス主義やLGBTQ楽園主義、環境過激主義、反アメリカ主義など、過激な左翼思想が含まれている。

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