1月9日、中国外務省の趙立堅報道官(写真)が国境問題を担う国境・海洋事務局の副局長に異動したことが、同省サイトで発表された。北京で2022年3月撮影(2023年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

中国、外務省の「戦狼外交」報道官が異動 国境問題担当へ

[北京 9日 ロイター] – 中国外務省の趙立堅報道官が国境問題を担う国境・海洋事務局の副局長に異動したことが、同省サイトで9日発表された。強硬な「戦狼外交」の姿勢を示す発言で知られていた。

趙氏は在パキスタン大使館勤務などを経て、2020年に外務省報道官に就任。戦狼外交路線の代表格で、ツイッターのフォロワーは190万人に上る。

同氏は20年3月に、米軍が新型コロナウイルスを中国の武漢市に持ち込んだとツイッターに投稿し、物議を醸した。

関連記事
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国のByteDance社は、法的な問題が解決されない場合、アメリカ市場でのTikTokの運営を停止する可能性 […]
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]
外務省が最新の「日本2024年版の外交青書」を発表した。中国との関係において「互恵的」であることを再確認しつつ、中国の軍事的脅威の増大に対する日本の懸念を強調した。
今から25年前の1999年4月25日、法輪功の学習者たちが中国共産党の政治的中枢「中南海」で陳情を行った。その現場に立ち会ったオーストラリアの法学者で元北京大学教師である袁紅冰氏はその時に受けた深い印象を語った。