2019年10月8日、押収されたフェンタニルなどを確認する麻薬取締局(DEA)の化学者 (Don Emmert/AFP via Getty Images)

米国で蔓延するフェンタニル…米下院議員「責任は中国に」

米国では鎮痛剤フェンタニル中毒による死亡者の急増が大きな社会問題となっている。こうしたなか、ポール・ゴーサー下院議員は、全米におけるフェンタニルの蔓延に中国は責任を負うべきだと強調した。

ゴーサー氏は、米ステイト・ニュースワイヤーに寄せた16日付の声明の中で、中国が違法に製造し米国に密輸されたフェンタニルは「米国の薬物危機を助長している」と指摘。「中国はその役割について責任を負わなければならない」と断じた。

麻薬取締局によると、オピオイドの一種であるフェンタニルはヘロインの約50倍強力と言われており、米国でこれまでに最も多くの死者を出している違法薬物だ。2022年に押収したフェンタニルは、錠剤で5060万錠に上り、3億7900万人分の致死量に当たる。同当局は12日、約3億3000万人の米国人の「命を奪うのに十分な量」だと危機感をあらわにした。

▶ 続きを読む
関連記事
米雇用機会均等委員会(EEOC)は5日、ニューヨーク・タイムズ(NYT)を提訴した。多様性・公平性・包括性(DEI)目標の達成に貢献できないとの理由で、同社が人種・性別を根拠に白人男性の上級編集職への昇進を拒んだとする内容だ。
トランプ氏所有のゴルフ場で、警備エリアに侵入し指示を拒絶した男が逮捕された。同氏の不在時に起きた事件だが、相次ぐ暗殺未遂事件により米国内では緊張が高まっている
イーロン・マスク氏がOpenAIと同社最高経営責任者(CEO)のサム・アルトマン氏らを相手取った訴訟が、正式に公判段階に入った。
米司法省は28日、感染症専門家ファウチ博士の元上級顧問だったモレンスを起訴した。新型コロナウイルスの起源をめぐる調査において、連邦記録の隠滅などに関与したとして、複数の罪状が問われている。
ジェームズ・コミー元FBI長官が、SNSへの投稿を通じてトランプ大統領を脅迫したとして連邦大陪審に起訴された。砂浜に描かれた「8647」という数字が暴力の示唆と見なされたが、本人は意図を否定している