中国本土で流行するウイルス、より致死率の高い変異株の可能性=学者
昨年12月以降、ゼロコロナ政策の解除が決まると中国本土で感染は急拡大した。重症者や死亡者が急増し、医療・火葬体制は追いつかなくなった。中国当局が主張する「ウイルスは弱毒化した」との主張に、専門家は疑問を投げかける。
元香港大学博士研究員でウイルス学者の閆麗夢(えん・れいむ)氏は、中国本土で流行するウイルスは「他国よりも高い重症化率と致死率」をもつ変異株の可能性を指摘する。
閆麗夢氏によれば、現在イタリアに海外渡航した中国人から検出された変異株から免疫を回避する機能が備わっていることが、遺伝子解析によって明らかになっているという。
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