2022年6月22日、ワシントンD.C.の米連邦議会議事堂で記者会見するテッド・クルーズ上院議員 (Anna Moneymaker/Getty Images)

米上院議員、中国向け戦略石油備蓄の輸出を禁止する法案提出

米国のテッド・クルーズ上院議員を含む16人の共和党上院議員は25日、米戦略石油備蓄(SPR)から放出された石油を中国に売却することを禁止する法案を提出した。

「米国の戦略石油備蓄を中国から守る法案」はエネルギー省が中国共産党の所有、支配、または影響下にある組織に対して、SPRから原油を販売することを禁止する。下院は12日、同様の法案を圧倒的多数(331対97)で可決している。

バイデン政権は昨年、米戦略石油備蓄から約600万バレルの石油を中国の国有石油会社シノペックに売却しており、共和党からは「国家安全保障に対する重大な脅威」と批判する声が上がっていた。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の連邦通信委員会(FCC)は23日、すべての外国製の新型消費者向けルーターの輸入を禁止すると発表した。これは国家安全保障上の懸念から、中国製電子機器の排除をさらに進める措置である。
トランプ政権が引き起こす2026年の世界激変を、歴史学者V・D・ハンソンが鋭く分析。イランや中南米での独裁打破と、ロシア・中国への新戦略が、米国を大戦後最大の黄金時代へと導く可能性を説く衝撃の論考
ドナルド・トランプ米大統領は24日、米軍による攻撃回避のため、イラン政権が核兵器の追求を行わないことで合意したと述べた。
日米首脳会談の裏側を元衆議院議員・長尾たかし氏の視点から解説。高市首相と茂木外相の連携でトランプ氏の軍事要求を経済協力へ転換させ、「最高のビジネスパートナー」と称賛された知略に満ちた逆転劇に迫る
米国土安全保障省の予算が議会で滞っている影響で、全米の空港の保安検査に大きな負担がかかっている。連邦政府は3月23日、不足する空港スタッフを補うため、移民執行に関わる捜査官を空港へ派遣し始めた