ロシアのプーチン大統領は23日、核戦力の一段の強化に努めると表明し、海上発射型の極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の大量納入を開始すると明らかにした。 提供画像(2023年 ロイター)

プーチン氏、核戦力一段の強化表明 核搭載可能ICBM年内配備

[23日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領は23日、核戦力の一段の強化に努めると表明し、海上発射型の極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の大量納入を開始すると明らかにした。

プーチン氏は23日の「祖国防衛者の日」を記念する演説で、軍隊に先進的な装備を配備し続けると表明し、「これまで通り、陸・海・空の核ミサイルの強化に一層の注意を払う」と述べた。

また、複数の核弾頭を搭載できる大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」を年内に初めて配備するとしたほか、戦闘機搭載型の極超音速ミサイル「キンジャール」の量産を継続し、海上発射型の極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」の大量供給も開始すると明らかにした。

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